TOEFL ITP Section 2(Structure)によく出る問題③(主語と動詞の一致)


 TOEFL ITP Section 2(Structure)で問われる文法項目は多岐に渡ります。とはいえ、幾つかの出題パターンがあります。

 よって、TOEFL ITP Section 2(Structure)で結果を出すには、その「出題パターン」をつかむことが重要です。

 では、どんな「出題パターン」があるのか。以下に例題を挙げます。

(例題)

A neighbor(A) says that there are(B) a lot of antique furniture imported(C) from Europe in the shop across the street(D).

 この文の意味は、「通りを隔てた向かいのお店には、ヨーロッパから輸入した多くのアンティーク家具があると、ある隣人が言っている」です。

 TOEFL ITP Section 2(Structure)の「誤答選択問題」は、文中に必ず正解を導き出すためのヒントとなるワードがあります。

 ここでは、furniture「家具」がそれに当たります。何故、このfurnitureがヒントとなるのか。

 文の構造を見ますと、that以下の主語はthereで、本動詞はareです。しかし、thereは形式主語ですので、意味上の主語はfurnitureです。

 意味上の主語であるfurnitureは「不可算名詞」なので単数扱いします。ですので、動詞をareではなくisにする必要があります。よって、正解は(B)です。

 furnitureの前に「多くの」という意味の形容詞a lot ofがついているので、後に来る名詞は複数だと思いがちですが、furnitureなど不可算名詞はあくまでも単数です。

 この「There + be動詞」の構文、TOEFL ITP Section 2(Structure)の「誤答選択問題」では、狙われやすい項目の一つです。

 「There + be動詞」のbe動詞は、後に来る名詞によって変わります。後に来る名詞が単数形ならis(過去形ならwas)、複数形ならare(過去形ならwere)になります。

 つまり、これは「主語と動詞の一致」の問題だということです。「主語と動詞の一致」は、TOEFL ITP Section 2(Structure)の「誤答選択問題」で頻出する項目の一つです。

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