TOEFL ITP Section 2(Structure)によく出る問題②(名詞の単数形vs複数形)


 TOEFL ITP Section 2(Structure)の誤答選択問題では、様々な文法項目の知識が問われます。とはいえ、出題方法には幾つかのパターンがあります。

 ですので、TOEFL ITP Section 2(Structure)で正答数を増やすには、そうしたパターンを優先的に覚えることが重要です。

 では、どんなパターンがあるのか。以下に例を挙げます。

Sunflowers, painted(A) by Vincent van Gogh, is(B) among the most well-known painting(C) exhibited(D) in the art museum.

 さて、答えはどれか。この問題に正答する上で、ヒントとなる語があります。それは、amongです。

 amongの第一義は「(三者以上の)間」です。例えば、He is very popular among young girls.「彼は若い女の子たちの間で非常に人気がある」といった使い方です。

 ただ、ここでのamongは、「間」という意味ではありません。amongの後にthe most well-knownという形容詞の最上級が続いています。

 このように、amongの後に形容詞の最上級が続くと、amongはone of「~のうちの一つ」という意味になります。

 「~のうちの一つ」。ということは、「幾つかあるうちの一つ」ということですから、「~」に相当する名詞は複数形でなくてはなりません。

 よって、正解は(C)です。painting(単数形)をpaintings(複数形)にする必要があります。

 尚、この文の意味は、「ゴッホによって描かれたひまわりは、その美術館に展示されている最も有名な絵の一つだ」です。

 ちなみに、冒頭のSunflowersは複数形ですが、作品名(=固有名詞)なので単数扱いです。よって、(B)はisでOK(=不正解)です。

 このように、名詞の単複を問う問題は、TOEFL ITP Section 2(Structure)の誤答選択問題では、よく出るものの一つです。

 また、正解を得る上で、問題文のどこかに必ずヒントがあります。今回の問題であれば、amongがそうでした。

 ですので、如何に素早く、問題文の中から「正解を得るためのヒント」を見つけられるかが、TOEFL ITP Section 2(Structure)の誤答選択問題のポイントです。

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