英検2級二次試験のNo.2(イラストのナレーション)で使える第4文型の動詞①(serve)


 英検2級二次試験のNo.2(イラストのナレーション)では、人の行動を描写するための「動作動詞を使った動詞句」の豊富な知識が必要です。

 では、具体的に、どんな動詞がよく使われるのか。いろいろありますが、一つには、第4文型(SVOO)の動詞が挙げられます。

 よく、男女いずれかの頭上にある吹き出しで、相手に何か(飲み物や食べ物)を出してあげようと、想像しているシーンが描かれています。

 例えば、夫が庭仕事に精を出していて、それを見た妻が夫にお茶を出してあげようと考えているようなシーンです。

 さて、この「夫にお茶を出す」を英語でどう表現するか。お茶だけでなく、人に飲食物を出すという時の「出す」に相当する動詞は何か?

 これは、serveです。このserve、基本的には、第4文型の動詞です。つまり、「serve O1 O2」という型をとります。

 O1には「人」が、O2には「もの(飲食分)」が、それぞれ入ります。あるいは、前置詞toを用いて、「serve O2 to O1」(give型)とすることもできます。

 では、「夫にお茶を出す」だと、どうか。これを「serve O1 O2」の型に当てはめると「serve Mr. X a cup of tea」となります。

 または、「serve O2 to O1」の型を用いて「serve a cup of tea to Mr. X」とすることもできます。

 では、「妻は夫にお茶を出してあげようと考えている」だと、どうでしょう。これを英文にすると、以下の通りとなります(*Mr. Xをher husbandとしても構いません)。

①Mrs. X was thinking of serving Mr. X a cup of tea.

②Mrs. X was thinking of serving a cup of tea to Mr. X.

 「~しようと考えている」は、be thinking of Vingで表現します。英検2級二次試験のNo.2(イラストのナレーション)は過去形で踏襲するので、was thinking of Vingです。

 この「夫(または妻)に〇〇を出してあげようと考えている」というのは、今後の行動を想像するシーンとして、吹き出しによく描かれています。

 「〇〇」の中には、お茶の他、コーヒー(a cup of coffee)やケーキ(a piece of cake)などが入る可能性もあります。

 ですので、serveの型(①serve O1 O2、②serve O2 to O1)を覚えておくと便利です。英検2級二次試験のNo.2(イラストのナレーション)で有効に機能するかもしれません。

 serve以外にも、英検2級二次試験のNo.2(イラストのナレーション)で有用な表現は幾つかあります。

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