年末のご挨拶(および年末年始の休校のご案内)


 「オンライン英語教室のUB English」は、2020年12月29日(火)から2021年1月3日(日)まで、お休みを頂きます。新年は、1月4日(月)より営業いたします。

 ところで、「オンライン英語教室のUB English」が開校してから、半年が過ぎました。今年(2020年)は、当たり前のことが当たり前でなくなった1年でした。

 実際、私自身、緊急事態宣言が発出された日(4月7日)まで、都市部のスクールで、対面授業を行っていました。

 ところが、その翌日(4月8日)からスクールが休校となり、仕事ができない状況になりました。まさに、当たり前のことが当たり前でなくなった瞬間でした。

 私は、それまで英語講師として、授業で穴をあける(=授業を休む)ということがなかっただけに、「授業ができない」という事態を受け止めるのに苦労しました。

 しかし、それと同時に、今後について考えるきっかけにもなりました。それまでは、日々の授業をこなしていくことばかりで、あまり立ち止まって考える機会がなかったのです。

 そこで、「対面」へのこだわりを捨て、「オンライン」に活路を見出そうと考えるようになりました。

 実は、コロナ以前に、個人的にオンラインでの授業を少し受け持っていたことがありました。その時から「オンラインも悪くない!」という思いを持っていました。

 そういった経験もあったことから、「オンライン英語教室」の立ち上げを真剣に考えるようになり、今年7月のオープンにこぎ着けました。

 そしていざ、本格的にオンライン授業を始めると、「オンラインも悪くない!」どころか、「オンラインの方がいいかも!」と思うようになりました。

 オンライン授業の良い点は、何と言っても場所を問わないことです。インターネットにアクセスする環境さえあれば、どこにいてもレッスンができる。

 これは、非常に魅力的だなと感じたのです。かつて、私は首都圏に店舗(教室)を構えてスクール経営をしていました。

 その頃は、当然、近くにお住まいの方を対象にレッスンをしていました。いわゆる「地域密着型」です。

 それはそれで悪くはないのですが、どうしても対象が近所の方に限られてしまいます。また、転勤等でお引越しをされると、そこで縁が途切れてしまいます。

 その点、「オンライン英語教室」なら、日本全国が対象となる。いや、全世界が対象と言ってもいいでしょう。

 それにより、今までに出会うチャンスのなかった方との出会いが生まれる。そして、授業ができる。そこに、私は大きな喜びを感じたのです。

 また、習う側にとっても、英語を学ぶ上で、「場」そのものは、それほど重要なことではないはずです。

 とにかく、自分が学びたいことを、きちんと学べるならそれでいい。こう考える方が大半で、「場」や「教室」にこだわりを持つ方は、むしろ少数派と言えましょう。

 また、「対面」に限定すると、もしかすると、通学圏内に希望する講座を受けられるところがないかもしれません。

 その点、オンラインなら、自宅に居ながら、学びたい講座を学びたい先生から学べる。これって、やっぱり魅力的ですよね。

 そんなことで、今年は「オンライン授業」という新たな魅力を感じる1年となりました。「インターネットがあって良かった!」。そう、心から思えた1年でもありました。

 来年(2021年)は、更に多くの方との出会いがあることを期待しています。そして、コロナが早く収束することを願っています。

 今年1年(*厳密には半年ですが)、ありがとうございました。そして、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

2020年12月28日(月)

オンライン英語教室のUB English

代表:瀧井 謙