英検準2級ライティングテストで語数を稼ぐ方法


 英検準2級ライティングテストは、語数が50~60語で、3級(25語~35語)と比べると、約2倍に増えます。それだけに、事前にしっかりと対策をしておかないと、試験本番で、語数が足りずに苦労するかもしれません。

 とはいえ、自分の意見や考えを述べる部分だけをとると、正味、30~40語ほどです。というのは、Introduction(書き出し)とConclusion(結論)は、ほぼTOPICの内容をなぞるだけだからです。

 例えば、TOPICが、Do you think Japanese students should learn a foreign language besides English?「あなたは、日本の学生は、英語以外に外国語を学ぶべきだと思いますか?」だとします。

 これに対して反対の立場をとるとします。その場合、「書き出し」は、I do not think Japanese students should learn a foreign language besides English.「私は、日本の学生は、英語以外に外国語を学ぶべきだとは思いません」といった具合になります。この文の語数は13語です。

 そして、結論部分で、改めて自分の立場を伝える必要があります。例えば、For these reasons, I think Japanese students do not have to learn a second foreign language.「これらの理由から、私は、日本の学生は、第二外国語を学ばなくてもいいと思います」などとします。この文の語数は16語です。

 つまり、「書き出し」と「結論」だけで、既に29語を書いたことになります。そうすると、残りは21~31語です。仮に31語書くとすれば、一つの理由につき、15~16語書けばいいということです。

 一つの理由につき、2文ずつ書くとすれば、1文は7~8語です。7~8語からなる文を作ることは、それほど難しいことではないはずです。以下に例文を挙げます。

 First, most foreign tourists visiting Japan speak English. Therefore, we can talk with them in English.

 この文の意味は、「第一に、日本を訪れるほとんどの外国人観光客は英語が話せます。よって、私たちは彼らと英語で話ができます」です。語数は、2文合わせて16語です。

 このように、「書き出し」と「結論」の「型」をある程度決めておけば、そこで語数を稼げますので、正味の語数は、それほど多くはなくなります。

 あとは、中身(Body「主要部」)にフォーカスすること。そうすれば、それほど大きな負担を感じずに、50~60語を書くことができるでしょう。

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