英検2級ライティングテスト対策: 主要部に含めるべき2つの文とは?


 英検2級のライティングテストでは、TOPICに対して、自分の意見や考えを述べることが求められます。その際、自身の意見をサポートする2つの理由を挙げる必要があります。つまり、Body(主要部)が2つ(2段落)なくてはならないということです。

 また、各Bodyには、2~3センテンス(文)は、含める必要があります。段落の最初のセンテンスは、トピックセンテンス(Topic Sentence)と言って、その段落で最も主張したい内容を示す文のことです。

 例えば、TOPICが、Do you think that tuition fees for university should be free of charge?(あなたは、大学の学費を無料にすべきだと思いますか?)だとします。それに対して、賛成の立場を取るとします。

 そこで、Body-1では、Learning opportunities should be equally given to those who wish to learn.(学習機会は、学びたい人たちに等しく与えられるべきだ)をトピックセンテンスに置きます。

 その後、このトピックセンテンスをサポートするために、サポーティングセンテンス(Supporting Sentence)を置きます。サポーティングセンテンスでは、トピックセンテンスの内容を読み手がイメージしやすいような具体例などを挙げる必要があります。

 例えば、In some countries like India only those from a wealthy family can attend a university, which does not help society develop.(インドなど、幾つかの国では、裕福な家庭の人しか大学に通えず、社会の発展につながらない)など。このように述べて、トピックセンテンスをサポートすると共に、最後の結論部分につなげていきます。

 尚、この文で用いた関係代名詞のwhichは、前文を先行詞とし、「and this」(そして、このことが)の役割を果たしています。この例文では、「社会の発展につながらない」としましたが、which will widen the gap between the rich and the poor.(貧富の差を広げることになる)としてもいいでしょう。

 いずれにせよ、サポーティングセンテンスには、できるだけ具体的な内容を入れることがポイントです。こういったポイントを抑えた上で、英検2級のライティングの練習を施しましょう。ただ、やみくもに書くのではなく、です。

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