英文法の指導方法に悩む英語教師の先生方へ


 前項『「目的語」を教える最適なタイミングとは?』では、「目的語」という文法用語を持ち出す最適なタイミングについて、私見を述べました。その際、「目的語」が何たるかを生徒が十分に理解した後に、「目的語」という文法用語を持ち出すことを薦めました。

 しかし、これは、あくまでも私の個人的な考えであって、「これが唯一無二の正解だ!」という訳ではありません。ですので、違う考えがあって然るべきですし、また、違う方法で教えた方が機能することもあるかと思います。

 結局のところ、「英文法の指導に正解はない!」ということです。トライアルアンドエラーを繰り返して、最適解を見い出していく。これこそが、英語教師を生業とする方々に求められる姿勢ではないでしょうか。

 では、Teacher trainer(英語教員指導教官)の役割は何なのか。それは、英語の指導方法で悩んだり、迷ったりする英語教師の先生方をサポートすることです。

 例えば、「受動態」の教え方で悩んでいる英語教師の先生に対して、「こんな(指導)方法もありますよ」といった提案をさせて頂く、といったことです。

 「受動態」を教える際、ポイントとなるのは、動詞の区別(特に「自動詞」と「他動詞」の区別)です。「自動詞」と「他動詞」を区別する一番のポイントは、「目的語」の有無です。

 「目的語」を必要とするのが「他動詞」です。では、その「目的語」とは何なのか。また、それをどう指導するのか。

 このように、「受動態の指導方法」一つをとっても、考えるべきことは、いろいろあります。それらを、英語教師が一人で考えるのは、かなりの負担になります。

 かと言って、あまり深く考えず、授業に臨むと、底の浅い授業になりかねません。結果、理解が深まらず、生徒が消化不良を起こす可能性があります。

 そこで、Teacher trainer(英語教員指導教官)である私が、「ここをどう教えればいいのか」といった先生の悩みを共有し、一緒に考え、指導方法のアドバイスをさせて頂く。

 それにより、ちょっとした「気付き」を先生が得られれば、自信を持って、明日の授業に臨めるはずです。

 そうして、先生が「良い授業」を展開できれば、生徒も授業を理解しやすいと感じることでしょう。それにより、生徒の理解が深まり、ひいては成績アップにもつながるでしょう。

 英文法の指導方法で、悩んだり、迷ったりして、なかなか自信を持って授業に臨めていない。どうにかしたいと思っている英語教師の先生方。まずは、お気軽にお問合せ下さい。

 「オンライン英語教室のUB English」の「英語教師養成コース」では、「英文法の指導をより良くするためのTip」をご提供しております。また、そのTipを活かした模擬授業を行い、本番の授業に備えることもできます。

 ご興味ある英語教師の先生方、まずはお気軽にお問合せ下さい。また、英文法の指導力を磨きたい英語教師の先生方を対象とした電子書籍『英文法の指導力を磨くための本』も、本日(9月19日)、Amazon Kindleにて正式リリースしましたので、どうぞご活用下さい。