「英語学習」と「テレワーク」の共通点とは?


 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、政府は民間企業に対してテレワークを推進するよう強く奨励しています。実際、経団連の発表では、所属する約97%の企業がテレワークを実施しているとのこと。

 テレワークのメリットは、人との接触機会を減らすことにより、感染拡大の防止につながる、ということだけではありません。朝のラッシュ時の満員電車で通勤をしなくてもいい。苦痛な思いをしなくて済むので、ストレスが大幅に軽減されます。

 そして何より、自分のペースで仕事ができる。他人に合わせなくてもいい、という点で随分と気持ちが楽になります。これがテレワークのいいところであり、フリーランスやノマドワーカーとして働くことの利点でもあります。

 毎朝、満員電車に揺られて通勤している会社員の方が、今回テレワークを経験したことで、フリーランスやノマドワーカーに憧れを持った方もおられるかもしれません。「自由な働き方っていいよな」と。

 しかし、フリーランスやノマドワーカーも良いことばかりではありません。自由度が高い分、メリハリが利きにくいという面もあります。「いつでもいい」となると、だらけてしまう人もいます。自身を律する、高い自制心が求められます。

 特に「自宅兼職場」という場合は、プライベートと仕事との線引きが難しくなります。普段、食事をしたり、眠ったりといった「生活の場」においては、「仕事モード」になりにくいという側面があります。

 せめて、定期的なテレビ会議などがあり、同僚や上司、クライアントなどと顔を合わせる機会があると、オンとオフの切り替えがしやすいかもしれませんが、完全なセルフワークだと、それが難しい。

 英語学習にも同じことが言えます。完全な「セルフスタディ」(独学)では、モチベーションの維持が難しいことがあります。自分を支えるのが自分自身なので、つい「今日は忙しいからいいか」などとなりがちです。

 その意味では、やはり英語学習も、テレワーク同様、時に誰かに見られているといった感覚を持つ機会がある方が、充実しやすいですし、また継続もしやすいはずです。

 ですので、せめて週に1回でも、オンラインでの授業があれば、良い意味での緊張感を保つことができ、学習意欲を持続させやすいはずです。

 実際、生徒から『レッスンを受けると「よし、また頑張ろう!」という気持ちになれます』といった話をよく聞きます。その意味で、私のような英語講師の役割は「(英語を)教える」というより「(生徒を)鼓舞する」という色合いが濃いのかもしれません。

 今、英語学習を自分一人で頑張っている方で、ちょっとモチベーションが下がり気味の方。良かったら、週1で「オンライン授業」を受けませんか?ご興味ある方、「オンライン英語教室のUB English」まで、お気軽にお問合せ下さい。