「学校英語」を「ビジネス英語」に活かす方法(13)【時制編】


 最近、急に仕事で英語を使う機会が増えた。でも、久しく英語から遠ざかっていたこともあり、クライアントからのメールへの返信を英語で書くのも、すごく時間がかかってしまう。それに、チャットでの対応も、咄嗟に英語表現が思いつかないことも多く、苦労している。

 また、今度、オンライン会議を英語でやることもありそう。今のままだと、ちょっとやばいので、そろそろ「ビジネス英語」を習わないといけないように思う。でも、基本的な文法や単語も忘れてしまっていることが多いので、授業についていけるか心配。

 こんな方を対象に、「オンライン英語のUB English」では、英語を久々に習うという方でも安心して取り組める「ビジネス英語コース」を開講しております。同コースでは、「学校英語」を「ビジネス英語」に活かす方法を、指導経験豊富な日本人英語講師が日本語で指導しています。

 本項では、「学校英語」で必ず習う文法項目の一つでもある「時制」を採り上げます。「時制」とは、「過去形」、「現在形」、「未来形」の3つがあります。そして、「時を表す副詞」を通常、文末に置き、それに合わせて動詞の形を変えます。

 例えば、「私は毎日、午前9時に勤務を開始します」だと、I start work at 9:00 a.m. every day. となります。文末のevery day「毎日」が「時を表す副詞」で、これは「普段の習慣」を述べる表現なので、「現在形」を用います。

 これが、「昨日は、午前10時に勤務を開始しました」だと、I started work at 10:00 a.m. yesterday. となります。文末のyesterday「昨日」が「時を表す副詞」で「過去」のことなので、動詞を過去形(started)にします。

 では、「明日は、午前9時半に勤務を開始する予定です」だと、どうか。「明日」が「時を表す副詞」で、「将来」のことなので、「未来形」の文になります。「未来形」にする時は、動詞の前に助動詞willを置き、I will start work at 9:30 a.m. tomorrow. となります。

 上に挙げた3つの例文は、いずれも「単純形」ですが、この他、「進行形」や「完了形」もあります。「現在形」、「過去形」、「未来形」の3つの時制それぞれに、「単純形」、「進行形」、「完了形」の3つの形があり、合計9つの「形」を覚える必要があります。

 「オンライン英語教室のUB English」の「ビジネス英語コース」では、この9つの「形」をビジネスシーンに即した内容で練習を行います。ご興味ある方、お気軽にお問合せ下さい。レッスン内容に関する詳しいご相談は、「無料個別カウンセリング」にて承っております。