「学校英語」を「ビジネス英語」に活かす方法(12)【助動詞編】


 「オンライン英語教室のUB English」では、英語の初心者でも対応可能な「ビジネス英語コース」を開講しております。このコースの特徴は、中学や高校で習った、いわゆる「学校英語」をビジネスに活かすトレーニングを行う、というものです。

 当ブログでは、『「学校英語」を「ビジネス英語」に活かす方法』と銘打って、「学校英語」で習う必須項目を採り上げ、「ビジネス英語」でどう使うかを、例を挙げて解説しております。本項では、「助動詞」を採り上げます。

 早速、一つ例文を挙げます。As the bill is overdue, that would be greatly appreciated if you could make a payment for the product as soon as possible. 「支払い期限が過ぎていますので、例の商品へのお支払いをなるべくお早めに頂けると、大変ありがたいのですが」。

 これは、お客様に支払いの催促のメールを送る時に使える文ですね。助動詞の過去形のwouldとcouldが使われています。基本的に、助動詞の過去形は、原形よりも「ていねいな表現」になります。

 別の例を挙げます。Would you mind telling me when you arrive at Shinagawa Station, please? Then, I will pick you up. 「品川駅に到着されましたら、お知らせ頂けませんか? その後、お迎えに上がりますので」。

 これは、お客様をお迎えする際に使える表現です。Would you mind Ving? は「Vして頂けませんか?」というお願いの表現で、非常にていねいな言い方です。mindの後には「動名詞」(Ving)が続きます。

 この質問への応答の仕方を確認しておきましょう。「了解です!」と言いたい時は、「No, not at all.」と答えます。「OK!」なのに「No」で答える。不思議ですよね? これは、動詞の「mind」に理由があります。mindは「~を気にする」という意味の動詞です。

 よって、Would you mind Ving? を直訳すると、「あなたはVするのを気にしますか?」、つまりは「あなたはVするのが嫌ですか?」となります。ですので、「No」で答えることで、「嫌じゃない」、つまりは「OK!」の意味になります。

 如何でしたか? 「オンライン英語教室のUB English」の「ビジネス英語コース」では、英語初心者でも対応できるように、「学校英語」をおさらいしながら、仕事で英語を使いこなすためのトレーニングを行っております。ご興味ある方は、お気軽にお問合せ下さい。