英検準1級とTOEIC730点


 就職(転職含む)や進学の条件として、「英検準1級またはTOEIC(L&R)730点」という基準を設けている企業や学校があります。

 このため、「英検準1級かTOEIC730点のいずれかを取りたいのですが、どちらの方が取りやすいですか?」といったご相談をお寄せ頂くことがよくあります。

 これについては、一概に「どちらか一方が楽で、もう一方が大変」とは言いにくいです。なぜなら、試験の形式等が、英検とTOEICは大きく異なるからです。

 端的に言うと、どちらも一長一短がある、ということです。また、どちらの方が御しやすいかは、生徒様のタイプによっても違います。

 英検とTOEICを比較しますと、技能の面では、TOEIC(L&Rの場合)が2技能(読む&聞く)であるのに対し、英検は4技能(読む、書く、聞く、話す)です。

 この点では、TOEICの方が楽だと言えます。しかし、対策のしやすさという点では、英検の方が楽とも言えます。なぜなら、英検は級別に分かれているからです。

 実際、英検準1級には「英検準1級レベルの語彙」が出題されますので、それを集中的に抑えれば、比較的正答しやすいという側面があります。

 一方、TOEICは初級者から上級者までが同じ試験を受けるため、的を絞った学習がし辛いのです。ですから、学習の成果が結果に反映されにくいという側面があります。

 このように、どちらもプラス、マイナス両面があり、「英検準1級とTOEIC730点のどちらが取りやすいか」ということについては、明確な答えを出しにくいのです。

 敢えて言えば、単語を覚えるのが得意で、かつスピーキングとライティングが苦にならない方は英検向きと言えましょう。そうでない方はTOEICの方がいいかもしれません。

 「オンライン英語教室のUB English」では、生徒様の特徴に合わせてカリキュラムをカスタマイズし、「英検準1級対策」、「TOEIC730点対策」のどちらにも対応します。

 英検準1級かTOEIC730点のいずれかを取りたい方、まずはお気軽にお問合せ下さい。レッスン内容等に関する詳しいご相談は「無料個別カウンセリング」で承ります。