TOEICの公式問題集や予想問題集などを解くと、いつもPart6の正答率が低い。何度やっても、なかなか正答率が上がらない。こういった声を聞くことがしばしばあります。
ではなぜ、TOEIC Part6の正答率が上がらないのか。これには、様々な原因が考えられますが、一つには「解き方」があるのではないかと思います。
その前のPart5は、空所の前後だけで判断できる問題が多いです。それを３０問こなした後に同じ調子でPart6を解こうとすると、誤答してしまうことがよくあります。
確かにPart6にも品詞問題など、Part5と同じように、空所の前後だけを見て解ける問題も幾つかあります。
しかしその一方で、Part7のように、文意や文章の流れがつかめていないと解けない問題もPart6には含まれます。
ですので、Part6は、一応頭から読んで解く方がいいでしょう。とはいえ、じっくり読もうすると、時間がかかってしまいます。
Part6は１問３０秒ペースで解き進め、全１６問を８分で終えたいパートです。よって、全文に目を通すものの、早く解くことが要求されます。これには相応の訓練が必要です。
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