英検1級のライティングで使う英単語


 英検1級に合格するには、相当に高い語彙力が必要です。実際、大問1に出てくる英単語は、難しいものが多いですよね。

 英検1級用の単語集に載っている英単語は、今までにあまり見たことのないものが多いのではないでしょうか。

 でも、これらをしっかりと覚えないと、大問1の問題に正答することはできません。また、大問2や3の読解問題でも、単語集に載っている英単語がしばしば登場します。

 ですので、リーディングパート(大問1、2、3)で高い正答率を確保するために、英検1級用の単語集を活用して、難しい英単語をしっかりと暗記しなくてはなりません。

 では、ライティングはどうか。ライティングでも、やはり英検1級用の単語集で覚えた難しい英単語を使わなくてはならないのか?

 この問いに対する私の答えは「否」です。なぜなら、知識語彙(知っている単語)と使用語彙(使える単語)の数には差があってしかるべきだからです。

 使用語彙は知識語彙よりも少ないのが普通です。これは、英語だけでなく、母語である日本語でも、同じことが言えます。

 つまり、英検1級用の単語集に載っている難しい英単語は、リーディング問題に正答するには必要であっても、ライティングには必ずしも必要ではない、ということです。

 むしろ、英検準1級ないし2級までの英単語を正しく使うことの方が大事だと私は考えます。実際、レッスンでも、そう指導し、多くの生徒さんが英検1級に合格しています。

 今、英検1級のライティング対策を独学で取り組んでいて、行き詰まりを感じているようなら、お気軽にお問合せ下さい。ご相談は「無料個別カウンセリング」にて承ります。

 レッスンは「完全マンツーマン」&「完全オンライン」です。生徒さん個々のご要望に合わせて、カリキュラムをカスタマイズします。

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