英検準2級の熟語問題は捨てるべきか


 英検準2級大問1の語彙問題は全部で20問。その内訳は、単語問題が10問で、熟語問題が5問です。これを見て「熟語は5問しか出ないから捨てよう」と考える人がいます。この考え、果たして得策と言えるのでしょうか?

 この問いに対する私の答えはNoです。むしろ、英検準2級の熟語問題を捨てるのは、もったいない気がします。理由は2つあります。

 1つは、英検準2級に出る熟語は、ある程度タイプが決まっているからです。具体的に言うと、英検準2級の大問1に出る熟語は句動詞が中心です。

 句動詞とは、動詞と前置詞の組み合わせでできた熟語のことです。例えば、bring up「~を育てる」やtry on「~を試着する」などです。

 英検準2級大問1の熟語問題(No.11-15)全5問中3問がこのタイプです。つまり、動詞+前置詞の2語からなる句動詞です。ですので、これに絞って暗記をすれば、さほど大変ではないですし、それで点数アップにつながるのであれば、むしろ取り組むべきでしょう。

 英検準2級の熟語問題を捨てるべきではないもう1つの理由は、英検準2級によく出る熟語は、英会話や長文でもよく使われるものが多いからです。

 よって、これらを知らないまま上の級(2級や準1級)に挑戦するとなると、そこでまた苦労が生じる訳です。どうせ後で学ぶことになるのであれば今やっておいた方がいい、というのが私の考えです。

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