英検1級二次試験(面接)では、「2分間スピーチ」の後、質疑応答が行われます。その際、どんな質問が出るのか?以下に例を挙げます。
[英検1級二次試験・質疑応答の質問例]
(トピック)
Agree or disagree: Public schools should be privatized
(Agreeに対して)
How about in rural areas? Once public schools become privatized, won’t they close due to a lack of profit?
(Disagreeに対して)
The Japanese government have a large financial deficit. Can’t they really afford to run public schools?
まず、トピックの意味は「賛成か、反対か:公立学校を民営化すべき」です。英検1級二次試験のトピックは、こういった二項対立型の質問が中心です。
そして、「2分間スピーチ」では、Agree(賛成)もしくはDisagree(反対)いずれかの立場を表明し、それについての意見を述べます。
その後の質疑応答では、「2分間スピーチ」で賛成の立場をとった場合と反対の立場をとった場合とで、質問内容が異なります。
例えば、賛成の立場をとった受験者に対しては、上記のように「田舎はどうですか?公立学校が民営化されたら、利益薄により廃校になりませんか?」といった質問がなされます。
一方、反対の立場をとった受験者に対しては、「日本政府は大きな財政赤字を抱えています。本当に政府は公立学校を運営する(財政的)余裕がありますか?」などと問われます。
このように、質疑応答においては、受験者の意見に対してcritical(批判的)な視点での質問が出るという特徴があります。
よって、英検1級二次試験に備えて練習をする際、自分の意見をcriticalにとらえて、出そうな質問を予想することも重要です。それが有効な質疑応答対策になります。
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