affordの正しい使い分け


 affordは「(~する)余裕がある」という意味の動詞で、しばしば助動詞canを伴います。以下に例文を挙げます。

(例)I cannot afford to travel.
「私は旅行をする余裕がない」

 この場合、暗に経済的な余裕がないことを意味します。では、「私は旅行をする時間の余裕がない」と言いたい場合はどうするか。

 その場合は、I cannot afford the time to travel. と表現できます。affordの後にthe timeを目的語としておくと、「時間の余裕がない」という意味になります。

 affordの使い分けを以下にまとめます。

①cannot afford to V「Vする経済的な余裕がない」
②cannot the time to V「Vする時間の余裕がない」

 timeは「時間」という意味で用いる場合は不可算名詞で、通常、冠詞(a/the)は付けません。例えば、Do you have time now?「今、時間ある?」など。

 但し、②のように、timeの後にto V「Vするための」と修飾句が付くと、timeの前に定冠詞のtheが付きます。

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