レッスンをしていますと、不可算名詞の前には冠詞(a、the)を付けないと思い込んでいる生徒さんが多いと感じます。
しかし実際には、不可算名詞であっても、不定冠詞のaやanが前に付くケースがあります。
例えば、society「社会」という名詞。societyは不可算名詞で、contribute to society「社会に貢献する」などという場合には、societyの前にaは付きません。
ところが、aging society「高齢化社会」など、societyの前に形容詞(aging「高齢化する~」)が付くと、Japan is an aging society. と、冠詞anが前に付きます。
この他、desire「欲望、欲求、願望」もまた、不可算名詞なのにaが付く場合がある名詞です。
例えば、a desire for freedom「自由への願望」などと用います。a desire for N「Nへの願望」という形では、通常、desireの前に冠詞のaを付けます。
他には、「助け」という意味のhelpも、前にa/anが付く場合がある不可算名詞です。例えば、I’m sure he will be a great help to your company.「彼は御社にとって大きな助けとなるでしょう」といった具合です。
このように、不可算名詞であっても、不定冠詞(a/an)が付くケースがあります。
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