TOEIC(*TOEIC L&R Test)には、自動詞と他動詞の区別を問う問題がよく出ます。以下に例題を挙げます。
It will take less than half an hour to ( ) to the airport by taking a shuttle bus.
(A) arrive (B) get (C) make (D) reach
この文の意味は「シャトルバスに乗れば、空港へ辿り着くのに30分かからないだろう」です。つまり、空所には「辿り着く」という意味の動詞が入る、ということです。
この問題を解くカギは、空所の後にあります。そう、空所直後の前置詞to、これがヒントです。
つまり、「動詞+前置詞(to)+名詞(場所)」の型を取り、「(場所)に辿り着く」という意味になるものを選ぶ、ということです。
正解は、(B) getです。getは「辿り着く」という意味の自動詞で、直後に前置詞toを伴います。「get to N(場所)」で「N(場所)に辿り着く」という意味になります。
arriveも「辿り着く」という意味の自動詞ですが、後に来る前置詞はatやinです。makeはmake it to N「Nに辿り着く」という型を取る他動詞です。
reachは「~に着く」という意味の他動詞なので、後に前置詞を置かず、reachの直後に目的語となる名詞(場所)を置きます。
こうした自動詞と他動詞の区別を問う問題は、TOEICによく出ますので、TOEICを受験する方は、しっかり学習して、試験に臨みましょう。
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