TOEFL iBTは新形式の方が楽?


 2023年7月26日からTOEFL iBTの試験時間が、3時間から2時間に短縮されます。2019年以前の4時間半からは、半分以下にまで短縮されることになります。

 新形式の試験では、これまであったダミー(点数に反映されない問題)がなくなるなど、リーディングとリスニングにおいては、問題数が減ります。

 ただ、TOEFL iBTが持つスコアの価値は、これまでと変わりません。となると、1問の重みがこれまでよりも増すことになります。

 例えば、リーディングの場合、現行の試験では、問題数が30問(~40問)なのに対し、新形式の試験では、問題数が20問に減ります。

 それでいて、リーディングの最高点は30点ですから、単純計算しますと、現行の試験では1問1点なのに対し、新形式の試験では1問1.5点になります。

 なので、新形式の試験では、捨てていい問題が減る、ということです。その意味では、新形式の方が厳しいと言えます。

 ただ、新形式では、試験時間が、リーディングだけで、現行の54分(~72分)から35分に短縮されます。その分、体力と集中力を維持しやすいと言えます。

 この点は、非常に大きいのではないかと思います。そもそも人間の集中力には限界があるので。

 大学の講義は1コマ90分が一般的ですが、これは集中力の持続を考慮したものだと思われます。

 留学や進学等で、どうしてもTOEFL iBTを受けなくてはならない。でも、試験時間の長さがネックで、集中力が持つか不安だという方も少なくないと思います。

 そういう方は、もし日程等、諸条件が許すのであれば、受験日を7月26日以降にずらした方がいいかもしれません。

 そうと決めたら、あとは新形式の試験で結果を出せるよう、早速対策を始めましょう!

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