TOEFL iBTは、2019年8月に、それまでの約4時間半から3時間に、試験時間が短縮されました。
そして今回、2023年7月26日より、試験時間がさらに短縮され、今の3時間から2時間になります。
現行の試験では、リーディングやリスニングの問題数および所要時間が回によって異なりますが、新形式の試験では、統一されます。
例えば、リーディングでは、2つのパッセージで、それぞれ10問ずつ(合計20問)出題され、試験時間は35分になります。
また、リスニングは合計28問となり、その内訳は、講義形式が3題(各6問=合計18問)、対話形式が2題(各5問=合計10問)で、試験時間は36分になります。
この後、現行の試験では、10分間の休憩時間がありますが、新形式では、途中の休憩時間がなくなります。
その後、スピーキングの試験が実施されますが、試験時間が1分短縮されるだけで、問題数や形式は変わりません。
最後にライティング。これまでのIndependent task(30分300語以上)がなくなり、新形式では、Academic Discussion(10分100語以上)に変わります。
Integrated taskはこれまでと同じで、ライティングトータルの試験時間は、これまでの50分から30分(ディレクションも簡素化されるので厳密には29分)に短縮されます。
以上のように、これまでよりも問題数が減り、大幅に試験時間が短縮されます。これは、体力と集中力という観点では、受験者にとっては歓迎すべきことでしょう。
但し、試験自体が易しくなるという訳ではないので、やはりTOEFL iBTで望むスコアを出すには、相応のトレーニングが不可欠です。
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