中学校の中間、期末テストや実力テスト、更には高校入試においても、英作文は出題頻度の高い問題の一つです。
ところが、英作文を苦手とする生徒さんが少なくありません。英作文の苦手を克服するには、英作文の練習量を増やすことが何より重要です。
とはいえ、やみくもに練習するのではなく、英作文の問題で出やすい文法項目を優先的に学ぶ必要があります。
では、英作文の問題で出やすい文法項目とは、どんなものか。以下に例題を挙げます。
(例題)「英語は世界中で話されている言語です」を英語にせよ。
この類の問題を解く時、大事なのは、最初に骨格を作ることです。ここでの骨格は「英語は言語です」です。これを英訳すると、English is a language. となります。
その後、修飾句を作ります。ここでの修飾句は「世界中で話されている」です。これを英訳すると、spoken all over the worldです。
この修飾句を被修飾語であるlanguageの後に置きます。従って、English is a language spoken all over the world. となります。
修飾句にあるspokenはspeak「~を話す」の過去分詞形です。先の英文では「過去分詞の後置修飾」という文法項目が使われています。
この「過去分詞の後置修飾」は、英作文問題ではよく出る文法項目の一つです。よって、十分な対策が必要です。
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