比較構文で使える代名詞thatとは?


 That is my house.「あれは私の家です」など、thatは「あれ」という意味の指示代名詞であることは、皆さんよくご存知かと思います。

 しかし、thatの使い方は、これだけではありません。thatは、比較構文において、先行する名詞の代わりをすることもできます。以下に例を挙げます。

The population of Japan is almost six times as large as that of Australia.

「日本の人口は、オーストラリアのそれより、約6倍多い」。

 これは、as…asを使った比較構文です。the population of Japan「日本の人口」とthe population of Australia「オーストラリアの人口」を比較したものです。

 この時、the populationと、同じ名詞の重複を避けるために使われるのが、代名詞のthatです。訳は「(~の)それ」となります。

 では、「オーストラリアの面積は日本の面積よりも大きい」を英語にするとどうなるか。これは、The side of Australia is larger than that of Japan. となります。

 the size of Australiaとthe size of Japanの比較で、後者のsizeをthatに置き換えています。

 このように、同じ名詞を繰り返す代わりに、代名詞を巧みに使いこなせるようになると、より洗練された英文が書けるようになります。

 「オンライン英語教室のUB English」の「英文ライティング添削」では、thatなど、代名詞の上手な使い方をマスターするためのトレーニングを行っています。

 指導経験豊富な日本人英語講師(英語講師歴20年以上)が「完全マンツーマン」&「完全オンライン」で、ライティング力向上をサポートします。

 ご興味ある方、まずはお気軽にお問合せ下さい。レッスン内容などに関する詳しいご相談は、「無料個別カウンセリング」にて承っております。

 なお、明日[2022年11月19日(土)]、Amazon Kindleで『英文法項目別トレーニング<代名詞>』を発売します。どうぞご利用下さい!