TOEIC Part3,4の正答数を増やすには


 TOEICパート3、4の正答数を増やそうと、たくさん英語を聞く。確かに大事なことですが、それだけでは不十分です。

 TOEICパート3、4の正答数を増やすには、語彙力強化が不可欠です。なぜなら、本文のキーセンテンス(答えの核心部分)に未知語があると、正答の確率が下がるからです。

 たとえ本文を正確に聞き取れたとしても、TOEICパート3、4の場合、問題文や選択肢に未知語があると、正答できる確率は大幅に下がります。

 また、TOEICパート3、4では、質問文と選択肢の先読みが重要です。そこにもし未知語があると、理解するのに時間がかかり、先読みが間に合わなくなります。

 先読みが不十分な状態で本文を聞くとなると、TOEICパート3、4では必須の「聞きながら解く」が困難になります。

 「聞きながら解く」ができないと、TOEICパート3、4での正答は難しくなります。また、解答時間を使って、次の問題の先読みもできなくなり、苦しい展開に陥ります。

 加えて、TOEICパート3、4においては、本文中のキーセンテンスで使われた語句を、正解となる選択肢で、別の表現に言い換えることが多いです。

 その「言い換え」に瞬時に反応するには、高い語彙力が必要です。「今言っていたこととこの文の意味は同じだ!」と素早く反応するには、英語の「同義語力」が問われます。

 このように、TOEICパート3、4の正答数を増やすには、高い語彙力が必要であることが、おわかり頂けたかと思います。

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