英語には多くの類語が存在します。例えば、expandとextend。つづりも意味も似ていますが、語の持つ意味合いが微妙に異なります。
expandは「(大きさ・数量の点で)~を広げる、拡大する、増やす」といった意味を持つ動詞です。
expand our business overseas「事業を海外へ拡大する」やexpand one’s knowledge「知識を増やす」などと用います。
一方、extendは「(空間的・時間的に)~を延ばす」といった意味を持つ動詞です。
(空間的)extend railway to a neighboring city「鉄道を隣町まで延長する」
(時間的)extend our business hours to 10 p.m.「営業時間を午後10時まで延長する」
などと用います。
expandとextend。この二つの違いを端的に表すと、expandがmake it bigger「大きくする」であるのに対し、extendはmake it longer「長くする」です。
このように、つづりも意味も似た類語は、英語にはたくさん存在します。但し、類語はあくまでも似た者同士であって、全く同じものではありません。
よって、その違いを知り、適切に使い分けることが重要です。とりわけビジネスにおいて、ちょっとしたニュアンスの違いから、齟齬が生じることは避けたいですよね。
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