expandとextendの違い


 英語には多くの類語が存在します。例えば、expandとextend。つづりも意味も似ていますが、語の持つ意味合いが微妙に異なります。

 expandは「(大きさ・数量の点で)~を広げる、拡大する、増やす」といった意味を持つ動詞です。

 expand our business overseas「事業を海外へ拡大する」やexpand one’s knowledge「知識を増やす」などと用います。

 一方、extendは「(空間的・時間的に)~を延ばす」といった意味を持つ動詞です。

(空間的)extend railway to a neighboring city「鉄道を隣町まで延長する」

(時間的)extend our business hours to 10 p.m.「営業時間を午後10時まで延長する」

などと用います。

 expandとextend。この二つの違いを端的に表すと、expandがmake it bigger「大きくする」であるのに対し、extendはmake it longer「長くする」です。

 このように、つづりも意味も似た類語は、英語にはたくさん存在します。但し、類語はあくまでも似た者同士であって、全く同じものではありません。

 よって、その違いを知り、適切に使い分けることが重要です。とりわけビジネスにおいて、ちょっとしたニュアンスの違いから、齟齬が生じることは避けたいですよね。

 そこで「オンライン英語教室のUB English」の「ビジネス英語コース」では、類語を正しく使い分けるためのトレーニングを「完全マンツーマン」で行っています。

 指導経験豊富な日本人英語講師(英語講師歴20年以上)が、日本語での解説を交えながら、わかりやすく、ていねいに指導します。レッスンは「完全オンライン」です。

 ご興味ある方、まずはお気軽にお問合せください。レッスン内容などに関する詳しいご相談は、「無料個別カウンセリング」にて承っております。

 なお、2022年10月1日(土)、Amazon Kindleで『英語類語表現の使い分け③』を発売します。どうぞご利用下さい!