仮定法とは


 中学英語でも、高校英語でも必ず出てくる仮定法。よく耳にするものの、いざ仮定法が何かと問われるとよくわからない。こんな方も少なくないのではないでしょうか。

 で、そもそも仮定法とは何かと言いますと、実際には起きていないことを述べる時に用いる文法項目です。

 例えば、「もし私が首相だったら、消費税を引き下げます」といった文。今の私は首相ではないので、これは仮の話です。

 この文を英訳しますと、If I were the prime minister, I would lower the consumption tax. となります。

 こういった文を仮定法と呼びます。より厳密に言いますと、この文は「仮定法過去」というカテゴリーに属します。

 事実、時制を見ますと、If節にはwere、主節にはwouldと、いずれも過去形が使われています。

 これ、日本語でも同じですね。日本語文を見ますと、「(もし私が首相)だったら」と過去形になっていますね。

 このように、事実とは異なる内容を仮の話として述べる際に用いるのが、仮定法です。お分かりいただけましたか?

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