昨日のブログで、関係代名詞の非制限用法である「, which」は、前の語（＝先行詞）を後ろから補足的に説明（＝修飾）する際に用いると述べました。
この他、「, which」は、前の文を補足的に説明する際に用いることもできます。以下に例文を挙げます。
（例文）Digital technology has remarkably progressed over the past decade, which enables us to work remotely.
（訳文）この１０年間で、デジタル技術は目覚ましく進歩し、そのことが私たちのリモートワークを可能にしている。
この場合、whichの先行詞は「Digital technology has ～ decade」と、文全体となります。つまり、「, which」は文修飾をしている、ということです。
この「, which」の文修飾、英作文（＝ライティング）でけっこう使えます。実際、英文のarticleを読んでいると、「, which」の文修飾は、よく見かけます。
この「技」を使いこなせるようになると、英語表現の幅がグンと広がります。また、伝えたい内容を、より詳しく、正確に書くことができるようにもなります。
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