一般的な学校の英語の授業で、ライティングの実施が難しいもう一つの理由は、英語教員の能力です。「正解が一つ」の問題を教えるのとは異なり、英文エッセイの添削や評価は、教員自身に高い英語の総合力が求められます。
文科省は、中学・高校の英語教員に対し、英検準1級、TOEIC730点以上の取得を求めていますが、実態は、中学で4割、高校で6割の達成率に留まっています。英検準1級にも届かない英語力では、英文エッセイの添削や適切な指導はできないはずです。
日本の英語教育の現状は、文科省の掲げる「理想」と教育現場の「現実」との間に相当の乖離があると言わざるを得ません。「4技能をバランスよく」を推進するも、それを進める態勢が整っていないのです。
リーディングとリスニングは、「正解が一つ」の問題を生徒に解かせて、解答・解説するだけで済むので、団体授業でもどうにかこなせます。また、スピーキングについては、一応ALT(Assistant Language Teacher)が簡単な会話を担っています。
ところが、ライティングだけは、ほとんどカバーできていません。学校でほとんどカバーできていないのに、英検やTOEFL,IELTSなどの試験では、ライティングは必須です。だから、多くの生徒が困惑するのです。
そこで、民間の英語・英会話スクールに通って、ライティングの授業を受けようとします。しかし、ライティングの添削は「個々」の作業になるので、グループレッスンでの実施が難しい。よって、カウンセラーからはプライベートレッスンを薦められます。
民間の英語・英会話スクール(とりわけ大手)で、プライベートレッスンを受けるとなると、授業料がかなりの高額になります。経済的な負担が大きく、受けられない生徒も少なくありません。また、受けるにしても、回数をかなり限定して受けることになります。
しかし、ライティング上達の秘訣は、とにかく「たくさん書くこと!」です。何度も書いてこそ、ライティングのスキルを伸ばせます。回数を気にしていると、伸びるものも伸びません。
「オンライン英語教室のUB English」の「英文ライティング添削」では、1回のレッスンで、3つ前後のエッセイの、ひと月に10~15エッセイの添削及び指導が受けられます。ご興味ある方、まずはお気軽にお問合せ下さい。