英語は発音を鍛えれば聞き取りやすくなる!


 いくら英語を聞く練習をしても、一向に「リスニング力」がアップしない。いつまでたっても、英語が聞き取れるようにならない。そう嘆く日本人英語学習者が少なくありません。「リスニング力」を強化するには、英語を聞く絶対量を増やす必要があります。とはいえ、ただ英語を聞いてさえいれば、英語をすんなり聞き取れるようになる訳でもありません。

 単語を正確に聞き取るには、英語の音声認識を高める必要があります。端的に言うと、英語の発音に意識を払う必要がある、ということです。英語の「発音力」を鍛えることで、英語の「リスニング力」を伸ばす。私共が運営する「オンライン英語教室のUB English」の「リスニング&スピーキング対策」では、これを実践しています。

 私共のところに相談に来られる方の中には、「リスニング」を苦手としている方が少なくありません。「なかなか英語が聞き取れない」。そう嘆く方の多くが、相談に来られる前に、色んなことを試しておられます。音読も、シャドーイングも、ディクテーション(書き取り)もやった。また、スマホに英語教材アプリをダウンロードして、毎日、通勤時に英語を聞いている。ネイティブ講師との英会話も受けたし、スピードラーニングも試した。

 それでも、力試しにTOEICを受けると、リスニングのスコアが全然伸びない。実際、スコアだけでなく、リスニング力が伸びたという実感もない。「いったいどうすればいいのか」と途方に暮れ、私共に相談に来られたのです。そこで私が「発音のトレーニングはやっていますか?」と尋ねると、「えっ?」と一瞬驚いた後、「いいえ、やってないです」とおっしゃいます。そして私が「英語は発音を鍛えると、聞き取りやすくなりますよ」と言うと、「えっ、そうなんですか」と不思議そうな顔をされます。

 何故、英語は、発音を鍛えると、聞き取りやすくなるのか。それは、英語特有の事情があるからです。英語特有の事情とは「文字と音声のずれ」です。つまり、英語は書いてある通りに読まない言語なのです。だから、文字から入って、英単語をたくさん覚えても、音声面の理解を深めないことには、リスニングの際、英単語を認識できません。実際、「英語が聞き取れない」と嘆く方の多くが、「読めるけど聞き取れない」という状態に陥っています。

 スクリプトを読むと、問題なく意味が取れる。しかし、聞くと理解できない。これは、英語の音声面の認識が甘い証拠です。逆に言うと、音声面の認識を高めれば、英語は聞き取れるようになる。だから、「英語は発音を鍛えれば、聞き取りやすくなる」と言うのです。「英語の発音力を鍛えることで、英語のリスニング力を伸ばす」。このコンセプトをご理解頂き、「よし、一度やってみよう!」と思って頂いた方は、「オンライン英語教室のUB English」まで、お気軽にお問合せ下さい。