「自己紹介」の項でも述べましたが、私は英語講師になる前、オーストラリアで競馬の騎手をしていたことがあります。と言っても、下乗り(調教での騎乗)がメインで、大事なレースでは、腕の良い騎手に乗り替わられることがほとんどで、大した実績を残せませんでしたが・・・。
『英語学習の効果を最大化する方法』の項でも書きましたが、うまい騎手が乗ると、それまで精彩を欠いていた馬がウソのように好走することがあります。あくまでも走るのは馬ですが、能力を発揮できるかどうかは、騎手に依るところも大きいのです。
では、うまい騎手とそうでない騎手とは何が違うのか。ひと言で言うと、うまい騎手は馬と「人馬一体になれる」ということです。リーディングで上位を争うような腕利きの騎手は、馬の特徴を瞬時につかんで、操るのが巧いのです。騎手は、自分が跨る馬の能力や特徴、それにレース形態や展開、相手関係等、諸々を総合的に勘案し、どう乗るかを瞬時に判断する必要があります。そして、馬に的確な指示を出す。その能力に長けている騎手が「うまい騎手」なのです。
「馬と人間を一緒にするな!」とお叱りを受けるかもしれませんが、学習者と講師の関係は、競馬における馬と騎手の関係と共通する面があります。つまり、英語学習を進めるのはあくまでも学習者本人ですが、その能力を最大化させるのは講師、ということです。
講師は、学習者の特徴を瞬時につかみ、最短距離での目標達成の方法を模索します。学習者の現状と目標とを考慮し、どんな教材を使って、どのように取り組むべきかを判断し、指示(アドバイス)を与えます。
そして、習熟状況を見ながら、次のステップを考えます。この辺りの判断を専門家に仰ぐことで、学習者は効率よくステップアップしていくことが可能になります。文字通りの「独学」では、これが難しいのです。
本来は次のステップに進むべき段階になっても、初期の段階で行うべき学習をいつまでも継続してしまう。或いは、初期の学習を徹底すべき時に、次の段階の学習を始めてしまう。こういった「判断ミス」があると、伸びるものも伸びません。
限られた時間の中で、学習効果を最大化させたいと考えるならば、「自己判断」に頼るのではなく、その筋のプロに委ねた方が得策です。「オンライン英語教室のUB English」は、「レッスン」+「自主学習サポート」により、あなたが無駄なく、効率良く英語を上達させるためのお手伝いをいたします。まずはお気軽にお問合せ下さい。