「英単語が覚えられない」と嘆く生徒が少なくありません。しかし、そう嘆く人に限って、辞書を引くことを面倒くさがる人が多いのです。辞書を引くことを面倒くさがっていては、語彙力は伸びませんし、ひいては英語力も伸びません。
ですので、英語力を伸ばしたいと思うのであれば、辞書をこまめに引く習慣を身に着ける必要があります。これは「習慣」の問題なので、最初は面倒だと感じても、こまめに辞書を引くことを続けていれば、いずれはそれが習慣化します。
こまめに辞書を引くことが習慣化すれば、逆に知らない単語を放ったらかしにすることに、抵抗を感じるようになります。そうなればしめたものです。辞書とお友達になることで、語彙が増え、英語力がアップします。
「辞書とお友達になるなんてあり得ない!」。そう思う方も少なからずおられるでしょう。そう思っている方は、恐らく「辞書なんてつまらない」と思っているのでしょう。しかし、辞書は決してつまらないものではないのです。むしろ、情報の宝庫なのです。
何故、「辞書なんてつまらない」と思うのか。それは、辞書を単に「意味を調べるための道具」と位置付けているからです。確かに、辞書は、知らない単語の意味を調べるためのものですが、辞書が持つ役割は、それだけではありません。
発音や語源(原義)に加えて、派生語や用例も載っています。また、辞書によっては、同義語との区別を解説しているものもあります。よく読むと「なるほど、そうか!」と思うことがよくあるのです。そう、辞書は「調べるもの」ではなく「読むもの」なのです。
以前、調べた単語の意味を忘れてしまって、二度、三度と同じ単語を辞書で引くこともあるでしょう。そんな時、「前も引いたのに!」と悔しがることはありません。覚えるまで何度でも辞書を引けばいいのです。心配しなくても、そのうち覚えますから。
英語力(とりわけ語彙力)は、辞書を引いた回数に比例すると言っても過言ではありません。英文を読む際、知らない単語が連発し、辞書を引きまくる。これは、恥ずかしいことでも何でもありません。英語力アップの大事なプロセスです。
如何でしたか?「オンライン英語教室のUB English」では、英語講師である私が一方的に生徒に知識を授けるのではなく、辞書を引くことの大切さなど、必要に応じて「英語学習法」を説きながら、授業を進めて参ります。ご興味ある方、まずはお気軽にお問合せ下さい。