英語学習の「いつかは」に終止符を!


 「いつかは英語をやりたい」。そう言いつつ、時が過ぎていく。そして気が付けば、実現しないまま3年も経ってしまった。私がこれまで接してきた社会人の生徒さんからよく聞く話です。

 では、何故「いつかは英語をやりたい」と言いつつ、なかなか実現しないのか。それは「必要に迫られていない」からです。今の仕事では、特に英語を必要とはしていない。だから「いつかは」の「いつか」は「今」ではない、ということなのでしょう。

 しかし、その「いつか」というのは、往々にして突然やってくるものです。今、英語とは無縁の部署で仕事をしている。ところが、ある日突然、海外事業部に異動や、海外支店への転勤を言い渡される。こういったことは、ままあります。

 実際、私がこれまで受け持ってきた生徒には、そういった人が少なくありません。「急に海外に行けという辞令が出ました。短期集中で受講したいのですが」といったご相談を受けることがよくあります。大慌てで英語・英会話スクールをお探しのご様子です。

 そこで、月に20コマほど、まとめて受講し、突貫工事で英語をやる。海外支店に赴任する前にちょっとでも英語ができるようにしておきたい。そのお気持ちはよくわかります。しかし、学習効率という観点では、必ずしも理想的とは言えません。

 人間の脳は、AI(人工知能)とは違い、一度に大量の情報をインプットし、それらを定着させることはできません。例えば、語彙力を強化するにしても、単語集に収録されている単語を短時間で全て丸暗記するのは不可能です。知識の定着には、反復練習が不可欠です。

 また、仮に丸暗記ができたとしても、それは短期記憶であり、それら全てを長期に保有することはできません。つまり、知識の定着にはつながらないということです。やはり、英語学習の理想は、一歩一歩、着実に身に着けていくことです。

 学生時代、試験前に一夜漬けの勉強をした経験がある方が多いのではないでしょうか。一夜漬けの勉強は、翌日の試験を乗り切るという点では、それなりに機能します。しかし、試験が終わると、すぐに忘れてしまいます。

 英語学習においても、突貫工事で必要な項目を一通りおさらいしたとしても、それらを定着させるのは難しい。だからこそ「いつかは」と言わず、今から徐々にやっておく方がいい。「いつかは」と言って先延ばしにしておられる方、まずはお気軽にお問合せ下さい。「オンライン英語教室のUB English」では、「レッスン」+「学習サポート」で、あなたの英語力アップをサポート致します。