英検2級の一次試験に合格すれば、次は二次試験(面接)です。二次試験まで受かって初めて「英検2級合格」となります。ですので、一次試験に合格しても、気を緩めることなく、しっかりと二次試験に備えましょう。本項では「英検2級二次対策」のポイントを挙げます。
まず、パッセージの音読の前に20秒間の黙読の時間が与えられています。この間に、this「これ」、these「これら」、such「そんな」といった指示代名詞の存在をチェックしておきましょう。理由は後で説明します。
そして、パッセージの音読。ここは、気持ちゆっくり目に、はっきりと読むようにしましょう。どうしても緊張すると、速く読んでしまいがちですが、速く読むと音が流れるなど、正確な発音をしにくくなります。
パッセージ音読後、Question1(本文の内容に関する質問)が問われます。ここでは、20秒間の黙読の際にチェックした指示代名詞を含んだ箇所が答えの核心部分になることが多くあります。その際、thisやtheseが指す名詞を直前の文から探して、答えましょう。
次に、Question 2(3コマの描写)。まず、適度な分量を意識しましょう。短すぎず、長すぎず。目安は、1コマにつき2~3センテンスです。含めるべき内容は、①行為、②吹き出し、③感情です。また、終始、時制を一貫させることも重要です。
①は、進行形(be動詞+Ving)が多く用いられます。②は、直接話法(例:He said to his wife, “I will take care of it.”)を用いるといいでしょう。③は、登場人物の表情から感情を読み取り、happy「嬉しい」やsad「悲しい」など、感情を表す形容詞を用います。
次にQuestion 3と4(質疑応答)。ここでは、まず質問に対して、YesかNoか、agree「賛成」かdisagree「反対」か、自身のスタンスを表明することが重要です。その上で、理由を述べていきます。
質問によっては、白黒をはっきりさせるのが難しいものもありますが、「case by case」や「It depends.(状況による)」といったあいまいな答え方はせず、無理にでもどちらか一方を選択し、その理由を述べるようにしましょう。
如何でしたか? 英検2級の二次試験は、独学での対策が非常に困難な試験です。「オンライン英語教室のUB English」の「英検対策」では、一次はもちろん、二次対策も、しっかりとサポート致します。「英検2級二次対策」でお困りの方、お気軽にお問合せ下さい。