『英検準2級一次試験対策(1)』では、抑えるべきポイントが3つ(大問1、大問4、リスニング)あると述べました。この3つのパートを制することができれば、英検準2級の一次試験の合格に大きく近づきます。
この3つのパートの理想の正答数は、大問1が20問中15問前後、大問4が7問中6問前後、リスニングが30問中24問前後です。各パートで、これだけの正答数を確保できれば、英検準2級の一次試験は、まず間違いなく合格できるでしょう。
このように言うと、必ず「でも、他のパートがボロボロだったら、落ちるんじゃないですか?」と不安を口にする方がおられます。他のパートとは、大問2(会話空所補充)、大問3(長文空所補充)、大問5(ライティング)です。
確かに、これらのパートが「0点」なら、合格できません。そこで、「念には念を」ということで、残り3つのパートについての対策法を、本項では触れてみたいと思います。
大問2と大問3は、いずれも空所の前後だけを見て解くのではなく、本文(会話文)を頭から読んで、「流れ」をつかむようにしましょう。大問3は、文法力を問う問題もあり、空所の前後だけで判断できるものもありますが、一応、全文目を通すことをお薦めします。部分的に読んで解こうとすると、「ひっかけ」の選択肢を選んでしまう恐れがあります。
残りは、ライティング。ここは、最も「独学」が難しいパートです。何故なら、他のパートとは違い、一問一答式ではないからです。ライティングは、①構成面、②内容面、③言語面の3つの要素を総合的に評価して、点数が出されます。
自分では、正しく書けたつもりでいても、いざ結果を見ると、思いのほかライティングの点数が良くなかった、ということが往々にして起こり得ます。ですので、ライティングは、誰かに添削を依頼することをお薦めします。
ちなみに、「オンライン英語教室のUB English」の「英検対策」では、先に挙げた3つの要素を念頭に置いた、英検準2級のライティングの添削を行っております。また、「どのように書けば、より良い作文になるか」といった指導も併せて行っております。
「オンライン英語教室のUB English」の「英検対策」は、完全マンツーマンなので、生徒個々のニーズに合わせてレッスンをカスタマイズします。ですので、「英検準2級のライティングの添削だけやって!」というのもOKです。まずはお気軽にお問合せ下さい。