「学校英語」を「ビジネス英語」に活かす方法(2)【動名詞編①】


 「学校で習った英語って、ビジネスじゃ使えないですよね」という人がいますが、そんなことありません。「学校英語」だろうが、「ビジネス英語」だろうが、英語は英語。まるで別物のように思う必要は全くありません。

 私共「オンライン英語教室のUB English」の「ビジネス英語コース」では、中学英語を含めた、いわゆる「学校英語」を、ビジネスで活かす方法を指導しております。本項は、ビジネスオケージョンにおける「動名詞」の使い方を解説したいと思います。

 例えば、大事なクライアントに会った後に、お礼のメールを送ること、ありますよね。その際、メール文の締めくくりに「また近いうちにお会いできるのを楽しみにしております」といった文を使うことがあるかと思います。

 これを英語に直すと、We are looking forward to seeing you again soon. となります。この文に登場するseeingは「動名詞」で、意味は「会うこと」です。「~に会う」という意味の動詞seeにingを付け、名詞化したものが「動名詞」です。

 look forward toは「3語熟語」で、意味は「~を楽しみにする」です。このtoは「不定詞」のtoではなく、前置詞のtoです。よって、その後に続く動詞は「動名詞」にします。「前置詞+Ving」の形を覚えておきましょう。

 「前置詞+Ving」を使った他の例文を挙げますと、Let’s see if there is a demand for this kind of service by conducting market research.「市場調査を行うことで、この種のサービスの需要があるかどうかを調べましょう」といった文が作れます。

 この文のconductingは「動名詞」です。前置詞byの直後なので、「動名詞」にしています。「by + Ving」(Vすることによって)は、「ビジネス英語」においても非常に有用な表現ですので、覚えておきましょう。ちなみに、conductは「~を行う」という意味の動詞です。

 また、「動名詞」を主語に用いることもできます。例えば、Conducting market research is a bit time-consuming, isn’t it?「市場調査を行うのは、少々時間がかかりますよね?」。Conducting market research「市場調査を行うこと」(動名詞句)が主語になっています。

 このように、「学校英語」をきちんと理解すれば、「ビジネス英語」でも使いこなせるようになります。ビジネスで英語を使うために「学校英語」をきちんと習いたい方、「オンライン英語教室のUB English」まで、お気軽にお問合せ下さい。