「英語学習、やるのは自分!」。これは、英語学習における大原則です。とはいえ、全てを「我流」で押し進めることは、必ずしも得策ではありません。何故なら、努力の方向性を誤る可能性があるからです。
私はかつてゴルフを嗜んでいたことがあります。その頃はよくゴルフ練習場へ通いました。その際、時々、練習の手を止めて、他人のスイングを観察していました。すると多くの人が個性的な、言い換えると我流のスイングをしているのに気が付きました。
しかし、「真にゴルフがうまい人」には、一つの共通項があります。それは「軸が安定している」という点です。つまり、ゴルフには、一つの「型」があるということです。その「型」を身に着けることが、ゴルフ上達への近道と思われます。だからこそ、最初はプロ(できれば指導が上手なレッスンプロ)から正しいクラブの握り方やスイングの仕方などの基礎、つまりは「型」を教わった方がいい。その上で、ゴルファー自身が多くの練習量をこなす。それにより、正しい型が定着します。
それをせず、最初から「我流」で押し進めると、不恰好なスイングが定着してしまう恐れがあります。それでも、練習量を増やし、経験値を高めることで、それなりにプレーできるようにはなりますが、「真にゴルフがうまい人」にはなれません。
これは英語も同じです。「語彙」、「文法」、「発音」という言語のルールを体系的に学ぶことなく我流で押し進めると、いわゆる「ブロークンな英語」を話すようになります。ブロークンな英語でも、最低限の意思疎通はできますが、深い話になると、きちんと自分の考えを伝えることができない場面も出てきます。だからこそ、語学では「型」を身に着けることが肝要です。ゴルフと同じで、「真に英語がうまい人」は、皆一様にしっかりと「型」を身に着けています。「ブロークンな英語」で押し通している人はいません。
「ブロークンな英語でもいいから、そこそこ意思の疎通ができればいいや」と考えるのではなく、「できればきちんとした英語を使えるようになりたい」、「大人として恥ずかしくない英語を話せるようになりたい」と考えるなら、「型」をマスターすべきです。その「型」をマスターするには、最初が肝心です。まず初めに、プロに「型」を教わる。その上で、それを定着させるために、大量の学習(練習)を学習者自身でこなす。これこそが、英語上達における王道なプロセスと言えます。
「オンライン英語教室のUB English」の「基本英会話」は、正しい「型」を身に着けることで「大人として恥ずかしくない英語」を話すためのトレーニングを行います。お気軽にお問合せ下さい。